CTO-PCIにおいて、プライマリー戦略としてのレトログレードアプローチは、アンテグレードでの通過の試みが不成功であった後にレトログレードアプローチに切り替えるセカンダリーレトログレードアプローチと比較して、テクニカル、及び手技成功率が高く、院内MACE(死亡、MI、TVR、心膜穿刺術/外科手術が必要なタンポナーデ、脳卒中)の割合に差はなかったことが、アメリカ、Minneapolis Heart InstituteのSpyridon Kostantinis氏らにより、Journal of Invasive Cardiology誌のonline版で報告された。