スペインの特発性冠動脈解離(SCAD)レジストリーより、LVEFが<50%のSCAD患者は、LVEFが≧50%の患者と比較して、ST上昇型MIを呈する割合が高く、血行再建術の施行に差はなかったが、追跡期間中の死亡、及び心不全入院率は高かったことが、スペイン、Hospital Universitario de La PrincesaのPablo Diez-Villanueva氏らにより、5月号のEuropean Heart Journal Acute Cardiovascular Care誌で報告された。