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特発性冠動脈解離患者における左室収縮機能障害が予後に与える影響

スペインの特発性冠動脈解離(SCAD)レジストリーより、LVEFが<50%のSCAD患者は、LVEFが≧50%の患者と比較して、ST上昇型MIを呈する割合が高く、血行再建術の施行に差はなかったが、追跡期間中の死亡、及び心不全入院率は高かったことが、スペイン、Hospital Universitario de La PrincesaのPablo Diez-Villanueva氏らにより、5月号のEuropean Heart Journal Acute Cardiovascular Care誌で報告された。

Diez-Villanueva氏らは、スペインの多施設よりSCADレジストリーに登録された連続389人のSCAD患者のうち、入院中の心エコーでLVEFを評...
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