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胸骨正中切開がS-ICDの安全性と有効性に与える影響

多施設の後ろ向き研究より、S-ICDの植込み前、又は後に胸骨切開を受けた患者は、胸骨切開を受けていない患者と比較して、ショックの成功率、及び不適切なショックの割合に差はなく、S-ICDの植込み後に胸骨切開を受けた患者においてワイヤの損傷は認められなかったことが、アメリカ、Perelman School of Medicine at the University of PennsylvaniaのAlan Sugrue氏らにより、8月号のCirculation: Arrhythmia and Electrophysiology誌で報告された。

Sugrue氏らは、多施設にて、S-ICDの植込み前、又は後に胸骨切開を受けた患者196人の臨床、手技、デバイスに関連するデータを収集し、これらのデータを...
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