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糖尿病患者における冠動脈ステント留置後10年の死亡率に対する周術期のMIの影響

初回の待機的ステント留置を受けた安定狭心症患者において、周術期のMIの発症率と術後のピークCK-MB値は糖尿病患者と非糖尿病患者で差はなかったが、糖尿病患者においてのみ周術期のMIが10年の死亡率に影響していたことが、Kurashiki Centeral HospitalのHarumi Katoh氏らにより、9月1日号のAmerican Journal of Cardiology誌で報告された。

Katoh氏らは、術前のCK-MB値が正常で、安定狭心症に対して初回の待機的シロリムス溶出ステント留置術を受けた1,095人を対象とし、糖尿病患者における...
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