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冠動脈分岐部のステントfailureに対するPOTの影響: PROPOT試験

冠動脈の分岐部病変へのクロスオーバーでのステント留置後のProximal Optimization Technique(POT)は、ステントfailureに対して、Kissing Balloon Technique(KBT)と比べて有用なテクニックであるとの結果が示せなかったことが、National Hospital Organization Kyushu Medical CenterのYoshinobu Murasato氏らにより、3月号のCatheterization and Cardiovascular Interventions誌で報告された。

PROPOT試験では、冠動脈の分岐部病変にクロスオーバーでステント留置が行われた患者120人を、POT群(POT後に側枝拡張を施行)、又はKBT群に無作為...
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