19の無作為試験の統合解析より、PCIを受けた安定虚血性心疾患患者において、BMS、第1世代のDES、第2世代のDESとステントの進化に伴い、術後5年のMACE(心臓死、MI、虚血由来のTLR)の割合は低下したが、DESによる治療後も1年から5年の間に約10%のMACEが認められることが、アメリカ、NewYork-Presbyterian Hospital/Columbia University Irving Medical CenterのMahesh V. Madhavan氏らにより、4月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
安定虚血性心疾患患者におけるPCI後の長期成績: 無作為試験統合解析

Madhavan氏らは、冠動脈ステントを評価した19の前向き無作為試験の患者レベルのデータの統合解析を実施し、PCIを受けた10,987人の安定虚血性心疾...