10の無作為試験に登録されたST上昇型MI患者のデータより、症状発症からバルーンまでの時間(SBT)はdoor-to-balloon時間(DBT)よりもPCI後の梗塞サイズと微小循環障害に与える影響が大きかったことが、アメリカ、Cardiovascular Research FoundationのBjorn Redfors氏らにより、2月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ST上昇型MI患者においてバルーンまでの時間が梗塞サイズと微小循環障害に与える影響

Redfors氏らは、10の無作為試験に登録されたプライマリーPCIを受けるST上昇型MI患者3,115人の患者データから、SBTとDBTがPCI後の梗塞...