バルーン閉塞により誘発された充血時に測定したFFR(FFRoccl)と静脈内アデノシン(ATP)、又は冠動脈内パパベリン投与により誘発された充血時のFFR(FFRpap)の間には強力な相関が認められたことが、Gifu Heart CenterのYoshiaki Kawase氏らにより、12月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
PCI後のバルーン閉塞により誘発した充血によるFFR測定

Kawase氏らは、PCIを受けた98人の98病変において、術後にバルーン閉塞で誘発された充血時に測定したFFRocclと、薬剤で誘発された充血時に測定し...