BIOFLOW Ⅱ試験、BIOFLOW Ⅳ試験、BIOFLOW Ⅴ試験の統合解析より、小血管病変や石灰化病変のような複雑疾患を有する患者においても、生分解性ポリマーを使用したOrsiroシロリムス溶出ステント(BP-SES)による治療は、耐久性ポリマーを使用したXienceエベロリムス溶出ステント(DP-EES)と比較して1年のTLFの割合が低かったことが、アメリカ、MedStar Washington Hospital CenterのKazuhiro Dan氏らにより、9月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
石灰化病変/小血管病変に対するOrsiro SES vs Xience EES: BIOFLOWプログラム統合解析

Dan氏らは、BIOFLOW Ⅱ試験、BIOFLOW Ⅳ試験、BIOFLOW Ⅴ試験に含まれ、1年の追跡データの得られたBP-SESの留置を受けた1,55...