DANAMI-3-DEFER試験より、ST上昇型MI患者において、血行動態を安定させてからのステント留置のdeferは、従来の即時ステント留置と比較して、10年の全死亡/心不全入院の複合アウトカムのリスクを低下させなかったことが、デンマーク、Copenhagen University HospitalのJasmine Melissa Marquard氏らにより、6月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ST上昇型MI患者におけるdefer戦略 vs 従来のステント留置: DANAMI-3-DEFER試験10年成績

DANAMI-3-DEFER試験では、2011年3月から2014年2月にデンマークの4施設より登録した、発症から<12時間の急性胸痛を伴うST上昇型...