SALTIRE Ⅱ試験より、石灰化を伴う大動脈弁狭窄症患者において、RANKL阻害薬のデノスマブ、及びビスホスホネート薬のアレンドロン酸は大動脈弁の石灰化の進行を抑制しなかったことが、イギリス、University of EdinburghのTania A. Pawade氏らにより、6月22日号のCirculation誌で報告された。
大動脈弁狭窄症に対するデノスマブ、又はアレンドロン酸の効果: SALTIRE Ⅱ試験

SALTIRE Ⅱ試験では、デノスマブ、及びアレンドロン酸が骨代謝や骨芽細胞の分化を阻害し大動脈弁狭窄の進行を抑制するかを検証するため、イギリスの単施設に...