ABSORB Ⅲ試験の5年追跡より、Xienceエベロリムス溶出ステント(EES)と比較して、Absorbエベロリムス溶出生体吸収性スキャフォールド(BVS)留置後5年のTLF(心臓死、標的血管に関連するMI、虚血由来のTLR)の割合は高かったものの、3年以降のリスクは同等であったことが、アメリカ、The Christ Hospital Research InstituteのDean J. Kereiakes氏らにより、12月3日号のCirculation誌で報告された。
アメリカとオーストラリアの冠動脈疾患患者におけるBVS vs EES: ABSORB Ⅲ試験5年追跡

ABSORB Ⅲ試験では、アメリカとオーストラリアの193施設より登録した固有冠動脈に2つまでのデノボ病変を有する2,008人を、BVS群(1,322人)...