SAVOR-TIMI 53試験より開発した新たなリスクスコアは、心血管リスクの高い2型糖尿病患者において心不全入院リスクを層別化し、SGLT2阻害薬ダパグリフロジンの絶対的恩恵をより受ける患者を特定できたことが、アメリカ、Brigham and Women's HospitalのDavid D. Berg氏らにより、11月5日号のCirculation誌で報告された。
2型糖尿病患者における心不全リスクの層別化とSGLT2阻害薬の効果

Berg氏らは、2型糖尿病患者を対象としたSAVOR-TIMI 53試験のプラセボ群の8,212人(導出コホート)から、心不全入院を予測する臨床リスクスコ...