DAPA-HF試験より、EFが低下した心不全患者において、ベースラインの高感度心筋トロポニン(hsTnT)高値、並びに1年の大きな上昇は不良な臨床成績に関連するものの、ダパグリフロジンはベースラインのhsTnT値にかかわらず、主要評価項目のリスクを低下させたことが、アメリカ、Brigham and Women’s HospitalのDavid Berg氏らにより、1月18日号のCirculation誌で報告された。
EFが低下した心不全患者における高感度心筋トロポニン値とダパグリフロジンの効果: DAPA-HF試験
DAPA-HF試験では、NYHAクラスII-IV、且つ、LVEF≦40%の心不全患者4,744人をダパグリフロジン(10mg/日)群、又はプラセボ群に無作...