DAPA-HF試験より、EFが低下した心不全(HFrEF)患者において、ダパグリフロジン群ではプラセボ群と比較して早期のeGFRの低下は大きいものの、プラセボ群の同様の低下と比較して、より良好な臨床アウトカムと関連していたことが、イギリス、University of GlasgowのCarly Adamson氏らにより、8月9日号のCirculation誌で報告された。
HFrEF患者におけるダパグリフロジン投与開始後早期のeGFRの低下: DAPA-HF試験事後解析
Adamson氏らは、2型糖尿病、非2型糖尿病のHFrEF患者(eGFR≧30mL/分/1.73m2)をプラセボ群、又はダパグリフロジン(10mg/日)群...