TIMING試験より、心房細動を有する急性虚血性脳卒中患者において、非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC)を脳卒中発症から≦4日に投与開始する戦略は、5-10日後に開始する戦略と比較して、虚血性脳卒中再発/症候性頭蓋内出血/全死亡の複合イベントの評価で非劣性であったことが、スウェーデン、Uppsala UniversityのJonas Oldgren氏らにより、10月4日号のCirculation誌で報告された。
心房細動を有する急性虚血性脳卒中患者におけるNOACの早期 vs 遅延投与開始: TIMING試験
TIMING試験では、2017年4月から2020年12月に、スウェーデンの34の脳卒中ユニットにおいて、虚血性脳卒中患者888人を発症から72時間以内に、...