FOURIER-OLE試験より、アテローム動脈硬化性心血管疾患患者において、PCSK9阻害薬エボロクマブの長期投与による安全性の問題は認められず、短期の投与と比較して心血管イベントの抑制効果が大きかったことが、アメリカ、Brigham and Women’s HospitalのMichelle L. O’Donoghue氏らにより、10月11日号のCirculation誌で報告された。
アテローム動脈硬化性心血管疾患患者における長期にわたるエボロクマブの投与: FOURIER-OLE試験
FOURIER試験では、スタチン投与下でLDL-Cが≧70mg/dLのアテローム動脈硬化性心血管疾患患者27,564人を、エボロクマブ群、又はプラセボ群に...