カナダの1万人以上の患者のデータより、ACSに対するPCI後のP2Y12阻害薬の服薬アドヒアランスには5つのパターンが確認され、持続的なアドヒアランスと比較し、急速なアドヒアランスの低下、及び服薬開始の遅れはMACEのリスクと関連し、初期からの一貫した非アドヒアランスはDESの留置を受けた患者においてのみMACEのリスクとの関連が認められたことが、カナダ、University of British ColumbiaのRicky Turgeon氏らにより、6月21日号のEuropean Heart Journalで報告された。