ATLANTIS試験より、TAVRが成功した患者において、経口抗凝固薬の適応の有無にかかわらず、アピキサバンによる治療は、ビタミンK拮抗薬、又は抗血小板薬による標準的な抗血栓療法と比較して臨床的な優越性は認められなかったことが、フランス、Hopital Pitie-SalpetriereのJean Collet氏らにより、8月1日号のEuropean Heart Journal誌で報告された。
TAVR後の患者におけるアピキサバン vs 標準的な抗血栓療法: ATLANTIS試験
ATLANTIS試験では、多施設より登録したTAVRが成功した患者1,500人を、慢性の抗凝固療法の適応のある患者を第1層(451人)、ない患者を第2層(...