レトログレードアプローチによるCTO-PCIは、アンテグレードアプローチによるCTO-PCIと比較し、周術期のMIと冠動脈穿孔のリスクが高かったにもかかわらず、長期成績に差はなかったことが、Kurashiki Central HospitalのHiroyuki Tanaka氏らにより、12月号のEuroIntervention誌で報告された。
CTO-PCIにおけるレトログレードアプローチの長期成績への影響

Tanaka氏らは、2005年10月から2009年12月に単施設において、CTO病変にPCIを施行した連続842人(928病変)を、少なくとも1病変にレト...