造影上で非閉塞性冠動脈疾患を有する狭心症(ANOCA)患者において、冠微小循環障害の新しい評価方法である持続的熱希釈法は従来のボーラス熱希釈法と比較し、再現性が高かったことが、ベルギー、Cardiovascular Center AalstのEmanuele Gallinoro氏らにより、6月号のEuroIntervention誌で報告された。
ANOCA患者の冠微小循環障害の評価におけるボーラス熱希釈法 vs 持続的熱希釈法

Gallinoro氏らは、ANOCA患者102人を登録し、LADに標準的なボーラス投与の熱希釈法による微小循環抵抗指数(IMR)の評価を最初に行う群、又は...