冠動脈疾患患者において、コバルトクロム合金製の生体吸収性ポリマーベースのアルガトロバン溶出ステント(JF-04)を評価したFIM試験より、十分な新生内膜増殖抑制効果は認められなかったことが、Iwate Medical UniversityのYoshihiro Morino氏らにより、11月号のEuroIntervention誌で報告された。
固有冠動脈病変に対する生体吸収性ポリマーベースのアルガトロバン溶出コバルトクロムステント: FIM試験

Morino氏らは、日本の7施設より登録した、デノボ固有冠動脈病変に対しJF-04の留置を受けた安定狭心症、不安定狭心症、無症候性心筋虚血患者31人におい...