BUDAPEST-CRT Upgrade試験のサブ試験より、ペースメーカ、又はICDの植込みを受けており、右室ペーシング率が≧20%のLVEFの低下した心不全(HFrEF)患者において、CRTへのアップグレードはNYHAクラスを改善、NT-proBNP値を低下させ、加齢に起因するQOL悪化の進行を抑制したことが、ハンガリー、Semmelweis UniversityのEperke Merkel氏らにより、2月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
HFrEF患者における右室ペーシングからCRTへのアップグレード: BUDAPEST-CRT Upgrade試験サブ試験

BUDAPEST-CRT Upgrade試験では、ペースメーカ、又はICDの植込みを受けており、右室ペーシング率が≧20%のHFrEF患者360人を、CR...