日本の多施設研究であるACTIVE-ADHF試験より、フレイルでない急性非代償性心不全(ADHF)患者において、院内での運動療法ベースの心臓リハビリテーションの実施は、標準的な管理と比較して、2週間後の6分間歩行距離を改善し、身体/認知機能、退院後の身体活動やQOLにも良好な影響が認められたことが、Kitasato UniversityのKentaro Kamiya氏らにより、6月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
急性非代償性心不全患者における急性期の積極的心臓リハビリテーション: ACTIVE-ADHF試験

ACTIVE-ADHF試験では、国内の3施設より登録した、身体的にフレイルでないADHF患者91人を、院内で運動療法ベースの心臓リハビリテーションを行う群...