CABANA試験の事後解析より、LVEFの保たれた心不全(HFpEF)である可能性が高い、又は心エコー検査でHFpEFと診断された心房細動(AF)患者では、AFカテーテルアブレーションによる臨床アウトカム、AF再発、機能状態の改善効果が大きかったことが、ベルギー、Hasselt UniversityのPieter Martens氏らにより、5月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
HFpEF患者における心房細動アブレーションの効果: CABANA試験事後解析

CABANA試験では、≧65歳、又は<65歳で脳卒中のリスク因子を1つ以上有するAF患者2,204人を、カテーテルアブレーションで治療する群、又は薬...