EMPEROR-Reduced試験より、LVEFが≦40%の慢性心不全患者において、ベースラインのNT-proBNP値は、心不全、又は腎アウトカムの高いリスクと関連するものの、エンパグリフロジンはベースラインのNT-proBNP値にかかわらずイベントリスクを低下させたことが、アメリカ、Massachusetts General HospitalのJames Januzzi氏らにより、9月号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。