心房細動患者におけるACS/PCI後の総イベントを最小限にするための抗血栓療法: AUGUSTUS試験二次分析

AUGUSTUS試験の二次分析より、ACS、又はPCI後にP2Y12阻害薬で治療を受ける心房細動患者において、アピキサバンはビタミンK拮抗薬（VKA）と比較して総出血イベントを有意に減少させ、アスピリンはプラセボと比較して総出血イベントを倍増させ、総虚血イベントは減少させなかったことが、アメリカ、Duke University School of MedicineのManasi Tannu氏らにより、3月25日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。