ISCHEMIA試験に含まれた慢性冠動脈疾患患者において、ガイドラインに基づく標準治療(GDMT)の目標の4項目(収縮期血圧[SBP]<130mmHg、LDL-C<70mg/dL、禁煙、抗血小板療法)全てを達成していた患者は、いずれも達成していなかった患者と比較して心血管死/MIのリスクが低く、特にSBPの管理が心血管イベントの減少との関連が強かったことが、アメリカ、Stanford University School of MedicineのDavid J. Maron氏らにより、4月1日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。