日本で実施されたREAL-STレジストリーに登録された第2世代のDES留置後にステント血栓症を発症した患者において、ベースラインでACSであった患者は慢性冠症候群(CCS)患者と比較して早期のステント血栓症の割合、ステント血栓症の再発率が高く、また、ACS、CCSにかかわらず3年の死亡率は高かったことが、Karatsu Red Cross HospitalのFumi Yamamoto氏らにより、5月24日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ACS vs CCS患者における第2世代DESのステント血栓症発症後の臨床成績: REAL-STレジストリー

Yamamoto氏らは、日本の多施設が参加し、冠動脈への第1世代、第2世代のDES留置後のステント血栓症症例を登録したREAL-STレジストリーに含まれた...