ERCTOレジストリーより、レトログレードアプローチを用いたCTO-PCIにおいて、術者の経験とともに、病変の石灰化が軽度で、遠位の血管が確認でき、近位部の蛇行が少ないこと、側副血行路が視認できることのいずれもが造影上の成功の独立予測因子であったことが、イギリス、Sussex Cardiac CenterのAung Myat氏らにより、4月25日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
レトログレードアプローチによるCTO-PCIの手技成功予測因子: ERCTOレジストリー

Myat氏らは、2018年から2019年にEuropean CTO ClubのレジストリーであるERCTOレジストリーに登録されたレトログレードアプローチ...