初回発症のST上昇型MI患者において、パクリタキセルコーティッドバルーン(DCB)のみによる血管形成術は第2世代のDESの留置と比較して、全死亡、及び有害事象のリスクに差はなかったことが、イギリス、Norfolk and Norwich University HospitalのIoannis Merinopoulos氏らにより、4月10日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ST上昇型MI患者におけるDCB vs 第2世代のDES
Merinopoulos氏らは、2016年1月から2019年11月に、デノボ病変に対しプライマリーPCIを受けた初回発症のST上昇型MI患者1,139人を...