ABSORB STEMI TROFI Ⅱ試験より、プライマリーPCIでAbsorb生体吸収性スキャフォールド(BVS)の留置を受けたST上昇型MI患者において、後拡張を行った病変では後拡張を行わなかった病変と比較し、late lossが大きかったことが、スイス、Bern University HospitalのKyohei Yamaji氏らにより、9月25日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
プライマリーPCIにおけるBVS vs EES留置後の後拡張の影響: ABSORB STEMI TROFI Ⅱサブ試験

Yamaji氏らは、プライマリーPCIを受けるST上昇型MI患者191人を、BVS群(95人)、又はエベロリムス溶出ステント群(EES群96人)に無作為に...