2022年6月6日、『「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンス」の一部改訂について』が文部科学省、厚生労働省、経済産業省より公表された1)。
2022年4月に一部改正が施行された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針2)」(以下、倫理指針)が発端となったいわゆる「オプトアウト問題」は、本ガイダンスの公表により、どのような解釈が適切と言えるのだろうか?
TCROSS NEWSでは、本ガイダンスをどう理解すべきか、一般社団法人日本臨床試験学会の理事で、国立がん研究センター中央病院研究企画推進部の中村健一氏よりコメントをいただいた。