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RIPCORD 2試験とこれまでのFFRの研究との違いは?

RIPCORD 2試験では、胸痛患者において冠動脈造影にシステマティックにFFRの評価を追加することは臨床イベントを抑制することはなく、医療経済的なメリットもないことから、FFR測定の臨床的な価値は特定の患者群において得られると伝えられました。

FFRの有用性が報告されてきたこれまでの研究と何が違うのか、岐阜ハートセンターの松尾仁司氏に伺いました。

RIPCORD 2試験のサマリー RIPCORD 2試験では、診断カテーテルの段階でのルーチンでのFFR使用の臨床アウトカムに及ぼす効果が否定された結果となった。本研究では血行再建の対象として2.25mm以上の血管でかつ30%以上の狭窄を持つ症例を無作為に割り付け、FFRガイドで治療方針を決定する群と血管造影ガイドで治療方針を決定する群の2群に割り付けしてその臨床的転帰を比較した。 検査に有する造影剤使用量と検査時間、放射線被ばく量はFFR群で有意に多くなるが、その他の虚血検査は必要な...