iFR GRADIENTレジストリーより、ヨーロッパ、アフリカ、日本の19施設より、タンデム、又はびまん性の冠動脈病変において、術前のiFRプルバックによるPCI後の生理学的なアウトカムの予測精度は高く、また、造影のみと比較して、iFRの情報の追加により約3分の1では血行再建戦略が変更されたとの研究結果が、イギリス、Imperial College Londonの菊田雄悦氏らにより、JACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。TCROSS NEWSでは本研究の筆頭著者である菊田氏(現・福山循環器病院)に、本研究の経緯から臨床意義について取材した。