ロボット補助によるPCIが2019年に日本でも導入されたが、ロボット補助PCIの先進国アメリカでは既に複雑病変にも臨床使用されている。TCROSS NEWSでは、2020年1月にCatheterization and Cardiovascular Intervention誌に掲載された、CTO病変に対するロボット補助PCIの安全性と手技時間を検討した研究の筆頭著者であるSt. Luke’s Mid American Heart Instituteの平井大士氏(現在はUniversity of Missouri)に、この新たな技術の現状と将来展望について伺った。