症例は間欠性跛行を患う80代の男性患者(R3)。右のCIAにSMART 9.0/60、SFAにSMART 7.0/150+7.0/60が留置されている。治療時に一部ruptureが生じてViabahn 6.0/50の留置によりbailoutされたが、その後in-stent閉塞により来院。対側の大腿動脈からクロスオーバーのアプローチを試みるも、腸骨動脈が固く蛇行が強いことからガイディングカテーテルが進まず、ステント内閉塞であり治療できると判断した。ガイディングが進まない状況下で治療すると、通過して拡張したバルーンがデフレーション不能に...。一つ一つの作業が裏目にでることもあり、どんどんはまっていく...。この時にbailouterが選択した戦略は?最後の結末に注目ください。

演者:堀江 和紀 氏(仙台厚生病院)

本動画はCPAC 2020より収録した内容になります。
ライブ配信のため、画像・音声の乱れがあります。
演者の所属先は発表時のものとなります。