日本は諸外国と比べて、人口千人当たりの総病床数が多く、平均在院日数は長いものの、総医療費のGDPに対する比率には大きな差がなく、むしろ低いことが示されています。日本では入院医療のどのような部分に削る余地があるでしょうか?

「知らなきゃ変わらない!循環器内科医が感じる医療の不条理」シリーズでは、会員の皆様が日頃から抱く医療制度への疑問とその原因・対策について、全8回でお届けします。

第6回目は、「日本の医療は無駄が多い?」のテーマに迫ります。是非ご確認ください。

講師:真野 俊樹 教授(中央大学ビジネススクール)

本動画は2022年10月28日に収録した内容になります。
演者の所属先は放映時のものとなります。

 

 

こんな方におすすめ

  • 循環器内科医一般
  • 病院経営者
  • 循環器領域で活躍する医療機器・製薬会社に勤務する人

みどころ

  • 日本の入院医療の削る余地はどこにある?
  • 長い入院期間に対してGDPに占める医療費の割合は諸外国と大きな差がない理由は?

背景と目的

働き方改革、償還価格の下落、消費税増税などの外部環境の変化で医療領域は厳しい状況に直面しております。
医師として働いていて報われないと感じてしまうようなことの原因について、根底となる国の制度や医療政策を理解し、医療経済から対策についても探ってまいります。