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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年4月9日-4月15日~

2022 4.9   4.15

「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年4月9日-4月15日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

ウィル・スミスがアカデミー賞に10年間出席禁止
アメリカの文化であり、世界的な映画の祭典であるアカデミー賞の授賞式が3月27日に行われ、ウィル・スミスがコメディアンのクリス・ロックを平手打ちした事件が起きました。映画芸術科学アカデミーは、ウィル・スミスが、今後10年間授賞式を含むあらゆる関連イベントへ参加することを禁止する決定を下しました。BBCによると、同アカデミーは声明で今回の「スミスの容認できない加害行動でアカデミー賞の授賞式がかすんでしまった」と述べています。スミスは自分の行動について謝罪し、同アカデミーから退会しています。

ハプニングが起こった時には目を疑う光景ではありましたが、妻が侮辱されたことで起こした行動ということで称賛する声もありました。しかし、この行動や彼がその後にロックに浴びせた罵声は栄誉あるアカデミー賞の受賞者として許される行動ではないとの批判の声が大きかったようです。アメリカでは、このような栄誉ある授賞式でコメディアンが登場し、受賞者やその家族を面白おかしく語ることはよくある光景です。喜怒哀楽の激しいアメリカ人にとって、このようなジョークを笑顔で流せなかったスミスの起こした行動は、その舞台にいた人やテレビの前の多くの人に不快な思いを抱かせた以上、その責任が課されます。この行動で生放送が一時中断ということもあり、今回の件が今後もアカデミー賞授賞式事件として歴史に刻まれることでしょう。また、今年のアカデミー賞の国際長編映画賞として、日本の濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が受賞したことでも話題になりました。

このような事態が過去になかったかを調べてみました。「アカデミー賞 事件」、「アカデミー賞 ハプニング」で検索したところ以下のようなハプニングが過去にありました。

2017年 「ラ・ラ・ランド」、「ムーンライト」作品賞発表間違え事件
→ 記憶に新しい事件で、授賞式のハイライトともいえる「作品賞」の発表時に間違った作品名がアナウンスされたという事件
2013年 ジェニファー・ローレンスの躓き事件
→ 主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスが壇上に登ろうとした時に豪華なドレスの裾に足を取られて転倒した事件
2003年 エイドリアン・ブロディ、プレゼンターに濃厚なキス事件
→ 「戦場のピアニスト」で主演男優賞を受賞したブロディが受賞を喜んだあまり、プレゼンターを務めたハル・ペリーを抱きしめて濃厚なキスを!突然のことで彼女もドン引き
2014年 ジョン・トラヴォルタが名前を言い間違う事件
→ 歌曲賞候補の「Let it go」のパフォーマンスの紹介でトラヴォルタがイディナ・メンゼルの名前をアダル・ダズィームと間違えて紹介
1974年 伝説のアカデミー賞授賞式に裸男乱入事件
→ 司会のデヴィッド・ニーヴンがエリザベス・テーラーを紹介している最中に全裸の男がピース・サインを掲げて場内を横切る

など、事件はいろいろとありましたが、今回のウィル・スミスの平手打ち事件のようなものはありませんでした。この事件もアカデミー史上で語り継がれることでしょう。

[国内ニュース]

フィッシング詐欺被害多発
クレジットカード会社やショッピングサイトなど誰もが心当たりのある会社を装いクレジットカード情報やパスワードなどの個人情報を盗む手口のフィッシング詐欺の被害が多発しています。フィッシングメールの手口とは、偽の送信者を名乗り、受け取り手を安心させて偽のホームページに接続させ、クレジットカード番号やアカウント情報(IDやパスワード)などの個人情報を盗みだします。差出人の多くは、電子ショッピングサイト、銀行、クレジットカード会社などからで1日何通も昼夜を問わずに送信されてくる人も増えています。この背景には、中国から日本を対象としたネット詐欺が増加していることも影響しており、「日本人の個人情報から詐欺の技術までを手軽な金額で売買している中国語のSNSサイトがある」と、日本経済新聞では4月9日の朝刊で「詐欺の技術 SNSで売買」という記事で報じていました。

(フィッシングメールの例)

誤ってクリックすると偽のサイトに誘導され、個人情報を入力してしまうと情報が盗まれます。後日、カード会社から心当たりのない請求が送られて初めて気づくケースもあります。自分は絶対に引っかからないと思っていても時と場合により、疑うことを忘れてクリックし、詐欺に引っかかることもあります。

フィッシング対策協議会によると昨年報告を受けた件数は52万6,504件で一昨年と比べ2.3倍以上の増加でした。また、日本クレジット協会がまとめた昨年の被害額は330億円あまりとなり前年と比べて3倍に増えています。総務省の調べによる2020年のインターネット利用率は83.4%であり、誰もがその対象になり得ることを意味しています。10年、20年前はここまでネットショッピングは一般的ではありませんでしたが、今は誰もが日常品からパソコン、家電、ホテルの予約などをネットで行う時代です。フィッシングメールは利用したことのあるサイト名で送信してくるので、購入後にタイミングよく送られてきた偽メールに「クレジットカード情報の再入力をお願いします」と「件名」に現れれば、クリックしてしまうことも考えられます。偽メールの送信者はそういった人の心理に漬け込み、個人情報を盗みだすのです。開けたら最後、それ故、くれぐれもご注意ください。

「迷惑メール相談センター」によると迷惑メールの対策には以下の3点が推奨されています。
1) プロバイダの提供するフィルタリングサービスを利用
2) セキュリティソフトの迷惑メール対策機能を利用
3) 迷惑メールブロック機能を持ったメールソフト・アドインソフトを利用
これらの詳細については、こちらからご覧ください。

[新型コロナウイルス関連]

NHKの特設サイト「新型コロナウイルス」によると、4月9日(土)の全国の感染者数は52,741人が記録され、感染者数が減少しません。ただし、死者数は49人とピーク時からは低下しています。大都市圏の感染者数を見ると、東京都が8,102人、大阪府が4,200人、福岡県が2,734人、千葉県が2,941人、神奈川県が3,792人、愛知県が2,726人でした。

ジョンズ・ホンプキンス大学の調べでは、世界の感染者数・死者数では依然アメリカが1位で感染者数が8.000万人を超え、死者数はその1.23%の98万人が記録されています。日本は、感染者数が約694万人、死者数が約2万9,000人でした。死亡率の高い国はブラジルとロシアで他国の倍以上の死亡率が記録されています(それぞれ2.2%と2.05%)。以下、同大学が発表したデータを表にしました。

 
順位 国名 感染者数 死者数 死亡率
1 アメリカ 80,573,408 988,149 1.23%
2 インド 43,039,023 521,737 1.21%
3 ブラジル 30,234,024 662,043 2.19%
4 フランス 27,637,070 144,947 0.52%
5 ドイツ 23,182,447 132,688 0.57%
6 イギリス 21,916,639 172,012 0.78%
7 ロシア 17,778,928 365,285 2.05%
8 イタリア 15,533,012 161,336 1.04%
9 韓国 16,104,869 20,616 0.13%
10 トルコ 14,983,158 98,514 0.66%
       
16 日本 7,235,040 28,888 0.40%
JOHNS HOPKINS大学 COVID-19 Dashboardより作成 (2022/4/15 10:20 公開データ)

[学会からのお知らせ]

日本胸部外科学会・日本心臓血管外科学会、日本経カテーテル的心臓弁治療学会 3学会より、外科医のためのStructural Heart Diseaseに対するTAVR治療の教育プログラム「第三回TAVIワークショップ」が2022年6月19日(日)に開催されることが発表されています。参加対象は、「TAVIの技術習得を希望する若手心臓血管外科医」となりますのでご注意ください。詳細についてはこちらをご覧ください。

日本循環器学会 「倫理指針の改訂に関する対応について」を発表 日本循環器学会は、4月1日付で個人情報保護法が改正されたことで、会員に向けて「現時点で具体的な解釈や運用について不明な点が多いため、関係省庁からの正式なアナウンスやガイダンスを待ち、他学会とも情報を共有のうえ、関係各所に要望書を提出することも含め対応も検討していく」旨、発表しました。この問題については様々な意見が飛び交い現場が混乱していますので1日も早く明確な指針が発表されることが望まれます。
詳細はこちらからご覧ください。

 

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。