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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年4月16日-4月22日~

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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年4月16日-4月22日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

イーロン・マスク氏、Twitter買収提案
4月14日に電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク氏がTwitterの買収を提案し、世界中のメディアはこのニュースを大きく取り上げました。この買収案は、マスク氏が13日付で米証券取引委員会に資料を提出して明らかになりました。同氏は今年の1月からTwitterの株を買い進め、今月上旬には9%程の株式を所有し、筆頭株主になっていました。Twitterの株式が13日の終値で1株45.85ドルであり、同氏の提案は1株54.20ドルですから、全株式を取得するには約5兆円が必要になると日本経済新聞は4月15日付で報じています。Twitterはこの敵対的買収に対する防衛策として、ポイズンピルで対抗すると発表しています。東海東京証券の「証券用語集」によると、ポイズンピルとは企業における買収防衛策の一つであり、「既に自社の株主となっている人たちに事前に新株予約権を発行しておくことにより、会社が好ましくないと思っている相手に自社の株式を奪われることを防ぐこと」を言います。ところでこのイーロン・マスク氏とはどのような人なのでしょうか。調べてみました。

イーロン・マスク氏は、1971年生まれ、50歳の南アフリカ出身のアメリカの実業家、エンジニア、投資家です。数多くの事業を手掛け、現在はテスラ、宇宙開発企業スペースXのCEOで約30兆円の資産を保有しています。南アフリカ人の技術者で実業家の父とカナダ生まれ南アフリカ育ちのモデルの母との間に生まれ、Wikipediaによると10歳の時にコンピュータを購入し、プログラミングを独学して、12歳で商業ソフトウェアを販売し始めました。その後は母の母国であるカナダに移住し、しばらくは小麦農場や野菜畑で働いたりした後に、クイーンズ大学に進学。その後、アメリカのペンシルベニア大学ウォートン・スクールへの進学を目指し奨学金を受け、経済学と物理学の学位を取得しています。そして、実の弟であるキンバル・マスク氏と共に、オンラインコンテンツ出版ソフトを提供するZip2社を起業。その会社がコンパック社に買収され、マスク氏は約25億円を手にしています。1999年にはオンライン金融サービスと電子メールによる支払いサービスを行う会社の共同創業者となり(PayPalの前身)、さらにその会社を売却し約200億円を得ます。それらの資金を使ってテスラやスペースXに出資し、今に至っています。

私生活では、趣味が子供と遊ぶことと映画鑑賞だそうです。自身がアスペルガー症候群であることも明らかにしており、2018年4月1日のエイプリルフールには「テスラが経営破綻した」とTwitterでつぶやき、株価を約8%下落させたことは記憶に新しい出来事です。このマスク氏がTwitterを買収する理由の1つとして、「言論の自由を守るために、Twitterが非公開へと生まれ変わる必要がある」と述べているそうですが、本心なのかは定かではありません。

12歳の頃から自分の手掛けたソフトを販売するなど並外れた才能の持ち主であるマスク氏は、今後も世界中に話題を提供してくれるでしょう。

[国内ニュース]

円安、20年ぶりの水準
新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻など世界情勢が不安定となり資源高、資金流出が続き、日本経済に打撃を与えています。景気回復に明確な指針が示せない日本市場に対し、世界が“No”を突き付けるように円が売られ円安が進んでいます。4月14日付の日本経済新聞では「円、20年ぶり安値」と一面で取り上げられましたが、その後も円安が続いています。円安は輸出企業には良いのですが、資源のない日本はエネルギーや原材料を輸入に頼っているため、輸入材料をもとに製造された商品の値段が高騰し、個人消費への打撃は必須となります。他の先進国と比べて給与水準が低い日本のような国で円安により物価高が生じれば国民の負担は高まります。今は、コロナ禍で海外旅行やビジネス出張も制限されていますが、このような状況が長引けば、コロナ感染が落ち着いてコロナ前の生活に戻ったとしても、以前のように容易に海外へは行けなくなるでしょう。

テクロス取材班は、コロナ感染が拡大する以前はLINC(ドイツ)、ACC(アメリカ)、PCR(フランス)、ESC(ヨーロッパ)、TCT(アメリカ)、VIVA(アメリカ)、AHA(アメリカ)、TCTAP(韓国)など、年間8つの海外学会・ライブコースに参加していました。2019年以前は、北米路線は日系の航空会社でエコノミークラスは割引価格で往復10万円-20万円、欧州路線は同クラスで往復15万円-25万円程でしたが、2022年4月14日時点で5月のEuroPCR(5月17日-20日)の開催地パリまでのフライトを見積もると同クラスで往復30万円-60万円、9月のTCT(9月16日‐19日)の開催地ボストンでは、東京から見積もると最低価格のエコノミークラスで25万円-30万円とコロナ以前の倍以上の価格が算出されました。時期にもよりますし、早めに予約していれば多少値段は下がりますが、いつ規制が緩和されるか読めない段階で事前に予約することは難しいかと思われます。

一方、円高が最高潮に達したのは2011年でした。この年に円が最高値に達したのは10月31日で1ドル75円32銭でした。2011年は東日本大震災の年であり、急騰の理由には様々な憶測がありますが、「国内の保険会社が海外資産を売却し、円に換えて保険金支払いに充当するであろう」という噂がまわり、「投機家が円を買い上げた」ことが原因との説があります。

いずれにせよ円相場には戦争や震災が大きく影響しているということはわかります。政府も早急にこの状況下でなすべき対策を打って国民の不安を払拭してもらいたいものです。

[新型コロナウイルス関連]

NHKの特設サイト「新型コロナウイルス」によると4月16日(土)の全国の感染者数は47,598人を記録し、前の週の52,741人より、5,000人程減っていますがこの1ヶ月は毎日4万から5万人の感染者が記録されています。東京都も17日(日)は6,797人、大阪府は3,644人、愛知県は2,474人と変わりない感染者数です。死者数は16日には48人と、ピーク時の1日300人を超える状況と比較すると減少しています。日本全国で追加接種の完了した人の割合が48.44%と半数に近づいてきました(4月17日更新のOur World in Dataより)。4/21に公表された首相官邸のデータからは1回目の接種、2回目の接種を終えた人の割合はそれぞれ81.3%と79.9%であり、ワクチン接種を拒否する人の割合は2割程度とのことです。

 

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。