トップ keyboard_arrow_right 市場トピックス keyboard_arrow_right その他

「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年5月7日-5月13日~

2022 5.7   5.13

「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年5月7日-5月13日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

マラドーナの「神の手ゴール」のユニホームが11億円超で落札
サッカーの元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナが、1986年にメキシコで開催されたワールドカップのイングランド戦で着用していたユニホームが競売にかけられました。そのユニホームに約11億5,300万円という価値がつき、CNNは「スポーツにまつわる品目としては史上最高額」となったことを伝えました。このユニホームは、元イングランド代表のミッドフィルダーの選手が試合後にマラドーナとユニホーム交換したものでした。

Wikipediaで「神の手」と調べると、「手を使って得点を決める、もしくは失点を阻止する行為を表す表現」と記載されています。この由来は、1986年のワールドカップのイングランド戦でマラドーナがヘディングを決めたように見えたのですが、イングランドの選手が主審にハンドをアピールしたことが始まりです。マラドーナはこの試合後のインタビューで「ただ神の手が触れた」と表現し、それからサッカー界ではこの類のプレーは「神の手」と呼ばれるようになっています。

マラドーナがどれほど偉大な選手だったかを調べてみました。Wikipediaによると、1960年10月30日にアルゼンチン南部のラヌースで生まれたマラドーナは小柄な選手でした(165cm)。貧しい家庭で育ち、3歳の時に叔父からサッカーボールをもらい、そのボールを蹴って遊んでいました。9歳の時に少年チームに加入し、練習でコーチを驚かせ、彼の加入後は100試合を超える連勝を果たしたと言われています。13歳で学校をやめてサッカーに専念することとなり、16歳の時に史上最年少でプロデビューを果たし、1977年には16歳でアルゼンチンの代表となりました。1982年から4大会連続でワールドカップに出場し、1986年に今回のユニホームを着用した試合で、「神の手」ゴールとともに、5人抜きドリブルを決め、数々の伝説を作りました。選手生活の終盤であった1991年にJリーグが発足するに向け、名古屋グランパスエイトへ総額15億円での加入が内定していましたが、コカインの使用疑惑が発覚し立ち消えとなったようです。その後は不祥事が絶えず、チームでも監督との対立など荒れていました。引退したのは37歳を迎えたときでした。引退後は薬物依存や不摂生による体重増加により入院・手術を繰り返し、2020年11月25日に60歳の若さでこの世を去りました。死因は心不全ということでした。

ご存じの方も多いと思いますが、マラドーナは20世紀のサッカー史に名を残す偉大な選手です。彼と並ぶ同世代の偉大な選手には、ペレ(ブラジル)、クライフ(オランダ)、ベッケンバウアー(ドイツ)、ディ・ステファノ(アルゼンチン)、ジーコ(ブラジル)などがいます。サッカーファンでなくとも、これらの選手の名前は聞いたことがあると思います。今、ヨーロッパで多くの日本人選手が活躍していますので、いつか日本からもサッカー界でレジェンドと呼ばれる選手が現れることを期待します。

[国内ニュース]

ポストコロナで外国人観光客の入国再開
ゴールデンウィークが終わり、コロナ感染が徐々に収まり始めた中、5月7日付の日本経済新聞の一面で、政府は6月より外国人観光客の受け入れを再開する方針に入るとのニュースが掲載されました。資源の乏しい日本にとって、多くの外国人観光客が来日してくれることは極めて重要です。日本には四季があり、その時々で見られるものも違い、かつ歴史や文化も誇れるものがたくさんあります。世界の先進国と比べて日本は物価も安く、おもてなし精神も豊富です。

日本政策投資銀行(DBJ)と日本交通公社(JTBF)が2021年5月に発表した「アジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査」によると、韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスの12ヶ国に在住する20‐59歳の男女、且つ海外旅行経験者約6,000人を対象に行ったインターネットによる調査では、「次に海外旅行したい国・地域」として、アジア居住者の間で日本が1位(67%)に輝き、続いて韓国、台湾、オーストラリア、タイ、シンガポール、ニュージーランドと続きました。また、欧米豪居住者への調査でも日本が1位(36%)にランクインし、2位以下はアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、イタリア、ニュージーランドとなり、世界の人々が最も行きたい国として、日本を挙げてくれました。理由としては、アジアの方も欧米豪の方も同じく、「清潔さ」、「治安の良さ」となっています。

 

日本政府観光局の調べでは、外国人観光客の数は2011年以降、毎年増え続け、コロナ感染が拡大する前の年の2019年で3,190万人が記録されています。その一方で、2020年には411万人と大幅に低下しました。今回の政府の緩和ですと1万人から2万人を上限とするようですので、ピーク時からは程遠い数字です。しかし、この一歩がさらなる緩和につながります。東京オリンピックでは、たくさんの外国人が来ることを期待し政府は巨額の投資をしましたが、それもむなしく無観客というこれまでになかった形での開催でした。コロナ前に開催に向けて盛り上がっていたときは、東京で暮らす多くの人が「オリンピック開催で通勤・通学に支障が出る」、「ホテルが高騰する」、「道路が混む」と心配していましたが、その心配もなく緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置で街から人が消えたような状況でした。来年は、これまで我慢していた分、東京のみならず全国にたくさんの外国人観光客が訪れ、日本経済を潤してくれることに期待します。

[新型コロナウイルス関連]

移動制限が3年ぶりになくなったGW中の感染状況(NHK特設サイト 新型コロナウイルス)
ゴールデンウィーク後半の5月7日(土)の全国の感染者数はNHKのまとめによると39,327人が記録されました。東京都は3,809人、大阪が4,192人、愛知は2,659人と三大都市と比較して、沖縄が2,375人と多く、過去最多と報道されました。沖縄では1週間前(4月30日)の867人から1,508人の増加となり、累計感染者は17万1362人となりました。全国の死者数は27人とワクチン効果なのか、少ない状況が続いていますが、感染者数がゴールデンウィーク後にどの程度になるかで政府の方針も変わってきます。

ご承知の通り欧米では既にwith コロナという状況が始まっています。循環器領域で世界最大規模のESCの学術集会は、演題投稿がAcceptされたすべての発表者はバルセロナの会場で発表することを前提としたようです。ヨーロッパ内なら移動もしやすいですが、アジア圏からの参加となると、現段階では渡欧できたとしても帰国して直ぐに仕事ができるかわからない状況ですので、Withdrawする人が増えると想定できます。国ごとに状況が異なるため、今年いっぱいは国境を超えることは容易にできそうもありません。開催地のスペインでワクチン追加接種をした人の割合は53.11%(5/4時点)、日本では55.2%(5/10時点)です。もうしばらく様子見というところでしょう。なお、チリでは95.51%(5/4時点)、韓国では70.17%(5/8時点)の人が既に追加接種を終えています(Our world in Dataより)。

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。