ACC.25の最終日にはThe Lancet誌のセッションが設けられ、世界各国のエキスパートから成るThe Lancet誌の委員会メンバーによる冠動脈疾患の再定義が、イギリス、Imperial College LondonのRasha Al-Lamee氏より発表された。本委員会のメンバーには、イタリア、University of CataniaのDavide Capodanno氏、カナダ、McMaster University Medical CentreのShamir Mehta氏、NTT東日本関東病院の割澤高行氏らが含まれており、2年以上にわたる討議を行い、これまでの虚血中心のアプローチからアテロームに焦点を当てたアプローチへと移行すべきであるとの見解が伝えられた。