EV ICDピボタル試験より、新しいICDシステムである血管外植込み型ICDは、約18ヶ月の追跡期間中、効果的に不整脈エピソードを治療し、抗頻拍ペーシング(ATP)により約半数の患者でショックが回避されたことが、アメリカ、Mayo ClinicのPaul Friedman氏により、Heart Rhythm 2023のLate Breaking Clinical Trials and Scienceセッションで発表された。
血管外植込み型ICDの慢性期の安全性とパフォーマンス: EV ICDピボタル試験

血管外ICDは、1本のリードを胸骨下に植込むため低エネルギー(40J)で除細動を行え、デバイスのサイズが小さく(33cm3)、予測寿命が11.7年と長く、...