JROAD-DPCデータより、日本において急性大動脈解離(AAD)による院内死亡率はA型の患者ではB型の約5倍であり、新たに設定したクオリティインディケーター(QI)と院内死亡率に有意な関連が示されたことが、武蔵野赤十字病院の山口徹雄氏により、第83回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
日本における急性大動脈解離の診療と予後の現状: JROAD-DPCデータより
本研究では、JROAD-DPCデータベースに登録された、2012年4月から2015年3月に認定され、教育施設に運ばれた基準を満たすAAD患者18,348人...