MUSCAT-HF試験では、糖尿病を合併するEFの保持された心不全患者において、SGLT2阻害薬のルセオグリフロジンによる12週間の治療でのBNPの低下の程度はαグルコシターゼ阻害薬のボグリボースと同等であったことが、岡山大学の江尻健太郎氏により、第83回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表された。
日本人の糖尿病を合併するEFの保持された心不全患者におけるルセオグリフロジン vs ボグリボース: MUSCAT-HF試験
MUSCAT-HF試験では、2015年12月から2018年9月に、国内の16施設より、2型糖尿病を有する、LVEFが≧45%、BNPが≧35pg/mLの心...