PCI後の造影追跡で新たに進展した冠動脈病変(NPCL)が認められた症候性の患者では無症候性患者と比較し、OCTによるNPCLの観察で血栓が観察された割合が高かったことが、土谷総合病院の塩出宣雄氏により、第80回日本循環器学会学術集会のポスターセッションで発表された。
症候性患者と無症候性患者における新たに進展した冠動脈病変のOCT所見の違い
本研究では、2011年9月から2015年9月に土谷総合病院においてPCI後の追跡造影を受けた2,034人を対象とし、造影追跡時にNPCLが確認された13人...