PROTECT試験より、2型糖尿病患者において、24ヶ月にわたるSGLT2阻害薬(イプラグリフロジン)による治療は、非SGLT2阻害薬による治療と比較して、頸動脈の内膜中膜複合体厚(IMT)の進行を抑制しなかったことが、佐賀大学の田中敦史氏により、第86回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表された。
2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬の頸動脈IMTへの影響: PROTECT試験
PROTECT試験では、2015年9月から2018年6月に、国内39施設より2型糖尿病患者488人を登録し、基準を満たした482人をイプラグリフロジン50...