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12ヶ月以内にMIを経験した出血リスクの高い患者におけるDES留置後の短期のDAPT: MASTER-DAPT試験サブ解析

MASTER-DAPT試験のサブ解析より、過去12ヶ月の間にMIを経験している冠動脈にDESの留置を受けた出血リスクの高い(HBR)患者において、短期の2剤の抗血小板療法(DAPT)は標準的なDAPTの継続と比較して、1年のNACE(全死亡、MI、脳卒中、BARC 3/5の出血)、及びMACCE(全死亡、MI、脳卒中)のリスクは上昇させず、出血リスクを低下させたことが、オランダ、Maasstad HospitalのPieter Smits氏により、TCT 2021のLate Breaking Clinical Scienceセッションで発表された。

MASTER DAPT試験では、30ヶ国の140施設より登録した冠動脈にUltimasterシロリムス溶出ステントの留置を受けたHBR患者を対象とし、1ヶ月のDAPT期間にイベントを経験しなかった4,579人を、DAPTを中止して単剤の抗血小板療法(SAPT)を継続する群(短期DAPT群2,295人)、又は最低2ヶ月以上のDAPTを継続する群(標準治療群2,284人)に無作為に割り付けた。