MASTER-DAPT試験のサブ解析より、過去12ヶ月の間にMIを経験している冠動脈にDESの留置を受けた出血リスクの高い(HBR)患者において、短期の2剤の抗血小板療法(DAPT)は標準的なDAPTの継続と比較して、1年のNACE(全死亡、MI、脳卒中、BARC 3/5の出血)、及びMACCE(全死亡、MI、脳卒中)のリスクは上昇させず、出血リスクを低下させたことが、オランダ、Maasstad HospitalのPieter Smits氏により、TCT 2021のLate Breaking Clinical Scienceセッションで発表された。