DELIVER試験のサブ解析より、LVEFが>40%の心不全患者において、フレイルは約60%に認められ、フレイルの程度が高いほど臨床成績は不良であったが、プラセボと比較したダパグリフロジンの治療効果は一貫しており、フレイルの程度にかかわらず、試験薬の副作用/中止率はプラセボ群とダパグリフロジン群で差はなかったことが、イギリス、University of GlasgowのJawad H. Butt氏らにより、10月18日号のCirculation誌で報告された。
心不全患者におけるフレイルの状態によるダパグリフロジンの有効性と安全性: DELIVER試験サブ解析
DELIVER試験では、LVEFが>40%の心不全患者6,263人を、ダパグリフロジン(10mg/日)群、又はプラセボ群に無作為に割り付け、ダパグリ...