MESA研究のデータを用いた機械学習アプローチより、心血管疾患の既往のない人において、冠動脈カルシウム(CAC)スコアが>0の場合に予想される心血管疾患リスクの上昇は個人によって異なり、アテローム動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)のリスクの低い人においても、CACスコアが>0の場合に心血管疾患リスクの上昇が認められたことが、Kyoto UniversityのKosuke Inoue氏らにより、1月10日号のCirculation誌で報告された。
冠動脈の石灰化と心血管イベントとの関連における不均一性: MESA研究
Inoue氏らは、45歳以上の心血管疾患の既往のない6,814人を登録したMESA研究に含まれ、10年の追跡が行われたCACスコアが0の2,918人と&g...